皆さん、お久しぶりです! 設計の坂田です (^^)/
遂に、遂に、ZEH対応、高気密高断熱のモデルハウスが完成しました! パチパチ パチパチ

モデルハウスの断熱仕様はテクノストラクチャー専用の壁パネル(サーモロック壁パネル)を用いて外壁全体を外側からすっぽり覆い、更になんと、内側には発泡ウレタンフォームを付加して気密・断熱性能をアップさせています。

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そう!これが当社モデルハウスの
「外張断熱+吹付断熱」のW断熱工法です✧
(※ちなみにサーモロック壁パネル+テクノビームでW耐震✧)
簡単にいうと保温・保冷性能に優れて飲みごろ温度をキープする魔法びんみたいな家です(笑)
ここからはちょっとまじめに断熱効果が高い外張断熱の話をしていきます。
従来の断熱方法は、柱などの構造体の間に断熱材を充填する「充填(内)断熱」で、現在でも数ではこれが主流です。
しかし、充填断熱は構造部分の内側からの断熱なので、外側は屋外の温度変化や湿気の影響をモロに受けてしまいます。
そこで登場したのが外張断熱。構造部分の外側に断熱材を張り付ける方法で、開口部を除いて家全体を外からすっぽり覆います。外張断熱は゛室内”というより゛建物”を断熱するため、断熱効果が高いのはもちろん、気密性や遮音性・建物の耐久性もアップしています。
現状ではちょっとコストは高めですが、いろいろなメリットがあるので今後は導入する家が増えてくるでしょう。

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外張断熱のメリット
1.断熱性が高い 当然ながら内断熱に比べて断熱性は高い。もちろんこれが最大のメリット
2.気密性が高い 断熱性が高いということは空気が出入りする゛ムラ”が少ないということでもある
3.経済性が高い 導入コストは内断熱より高めだが、省エネ効果や建物のメンテ費用を考慮すると経済的
4.耐久性が高い 屋外の温度や湿度の変化から建物を守るので、建物自体の耐久性がアップする
5.資産価値が高い 建物の資産価値は耐久性に比例する。長持ちする家は、つまり価値の高い家である
6.遮音性が高い 音は空気の振動だから、屋外と屋内の空気が遮断されていればいるほど遮音性も上がる
ん~やっぱり外張断熱っていいですね (*'▽')
※次回はもうちょっと掘り下げて高気密高断熱の家に欠かせない、C値・UA値など「暖かい家」を数値でサックっと比較する方法をお教えします!!
ちゃんとC値とUA値の説明もしますよ(笑)